
製品事例情報
業界:自動車
材質:ADC12
肉厚:1.5mm
自動車の軽量化ニーズに伴い、最小肉厚1.5mmというダイカストでは類を見ない薄さを実現したECUケースです。製品品質を左右する鋳巣や割れを防ぐために含浸処理を行いますが、全数含浸処理ではコストアップに繋がりますので、当社では部分的に含浸処理を行っています。また当社では後工程である機械加工を内製しているために、大幅なリードタイムの短縮を実現することが可能です。
ECUケースとは
ECUケースとは、自動車に搭載されている電子制御ユニット(ECU)を保護するための筐体のことです。ECUケースの役割は、内部の基板や電子部品を振動・湿気・熱・電磁ノイズなどから守ることです。
ECUはエンジン制御や変速、ブレーキ制御など車両の根幹を担うため、そのケースには高い剛性や気密性、耐熱性が求められます。一般的にはアルミダイキャストや樹脂で成形され、車両の搭載場所や用途に応じて形状や構造が最適化されています。また、防水・防塵性能を確保するためにガスケットやシール材が使用され、内部の電子部品が長期間安定して動作できるよう設計されています。
こうした理由からECUケースは単なる外装ではなく、車両の信頼性を左右する重要部品として扱われ、自動車メーカーやサプライヤーによる厳格な品質管理のもと製造されています。
ECUケースは当社にお任せください
軽量・薄肉ダイカスト 開発センターを運営する帝産大鐘ダイカスト工業では、試作品も積極的に受注しております。ダイカスト工法は基本的に金型鋳造のコストが高く、小ロットによる生産が難しいとされています。しかし当社では、試作品に関しても1ロット50台から承っております。また生産が不定期な部品にも対応しております。金型に関しても、当社でお預かりし管理することが可能です。
設計や鋳造条件を試作で検証したい方へ。試作・開発サービスの詳細をご覧ください。
また自動車業界だけでなく、建設機秋や農業機械、船外機、屋外インフラなどに使用されるダイカストの製造にも対応しております。
当社では鋳造だけでなく、機械加工まで社内で一貫生産しており、リードタイムの大幅な短縮が可能です。
小ロット生産や試作品、量産品など、ダイカスト部品に関するご相談がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
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この事例のポイント
自動車向けADC12製ECUケースの製作事例です。最小肉厚1.5mmで、鋳造から機械加工まで対応しています。
製造上の課題
軽量化とともに、鋳巣や割れなどの品質課題、含浸処理に伴うコストを考慮する必要がありました。
当社の対応
製品の要求に合わせて部分的な含浸処理を選択し、後工程の機械加工を内製しています。
この製作事例に関するご相談
ご相談の際は、製品図面、材質、予定数量、希望納期に加え、漏れの発生位置、加工前後の違い、試験圧力・時間、判定基準、含浸・補修の可否をお知らせください。
掲載している寸法・肉厚・数量や対策内容は、この製品における事例です。別の製品への適用は、形状・要求品質・生産条件を確認したうえで検討します。
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よくある質問
含浸処理を部分的に行う理由は何ですか?
必要な箇所を見極めて処理し、全数・全面への処理によるコスト増を抑えることを目指すためです。
関連技術情報:圧漏れの原因と含浸処理の役割
