
製品仕様
| 項目 | 詳細 |
| 製品分類 | 自動2輪部品 |
| 製品名 | カムホルダー |
| 材質 | ADC12 |
| 肉厚 | 2.5mm |
| 製品重量 | 250g |
| ロット数 | 500台 |
| 工法 | ダイカスト |
製品概要
本製品は、自動2輪車(バイク)のエンジン周辺に使用されるADC12(アルミ合金)製のカムホルダーです。基本肉厚2.5mm、製品重量250gの部品であり、500台のロットにて生産を行いました。
加工のポイント
本事例の最大のポイントは、湯流れ(溶湯の流れ)の最適化を目的とした「取り数の変更」です。
同形の2個どりであれば溶湯はバランスよく流れますが、本金型はもともと「異形の3個どり」で設計されており、そのままでは湯流れのコントロールが非常に困難な状態でした。異形の多量取りは充填不良などの品質低下を招きやすいため、今回はあえて1つのゲートを止めて「2個どり」に変更する措置を取りました。
不要なゲートを塞いだうえで、残りのゲート形状に合わせて射出速度を細かく調整することで、異形部品であっても安定した品質で鋳造できる最適な湯流れを実現しています。
この事例のポイント
二輪車用ADC12製カムホルダーの事例です。肉厚2.5mm、重量250g、500台ロットの製品です。
製造上の課題
もともと異形3個取りの金型で、各部への溶湯の流れを安定させることが課題でした。
当社の対応
1つのゲートを止めて2個取りへ変更し、残るゲートの形状に合わせて射出条件を調整しています。
よくある質問
異形の多数個取り金型で流れを改善する方法は?
ゲートの配置や取り数を見直し、残る流路に合わせて射出速度を調整する方法があります。
関連技術情報:湯口・ゲート方案と鋳巣対策